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病原体を遠ざける知恵

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2018年11月10日

インフルエンザの院内感染を防ぐ #001

感染対策部

患者さんとご家族はもちろん、病院に出入りするすべての人を感染から守るために活動する感染対策部。「感染対策は、患者安全の一部である」との観点から、2008年に設置。医師、看護師、薬剤師、検査技師、事務など多職種からなる感染制御チームとして、日々活動しています。

毎年世界各地で流行するインフルエンザは、くしゃみや咳によって飛び散ったウイルスを、他の人が吸い込むことで感染します(飛沫感染)。その範囲は約1〜2mといわれていますが、微小の粒子「エアロゾル」が発生して、さらに感染範囲が広がるケースも。また、身の回りのウイルスに触れた場合、手に付着したウイルスを何気なく鼻につけてしまうといった経路でも感染します(接触感染)。飛沫感染を防ぐにはマスクの着用を、接触感染を防ぐにはこまめな手洗いが効果的です。


入院した患者さんが実はインフルエンザだった…というのはよくある話で、病院では、しばしばインフルエンザの院内感染が問題になります。それを防ぐため、発熱のある患者さんにはマスクの着用をお願いしたり、他の患者さんから離れた場所や個室で療養していただいたり、インフルエンザ抗原検査を実施させていただく場合があります。インフルエンザ抗原検査は、発症初期は感染していても陰性になることがあるため、結果のいかんにかかわらず「インフルエンザ疑い」として対応する場合があることをご了承ください。


また万が一、入院中の患者さんがインフルエンザを発症した場合は、個室への移動をお願いするほか、検査や治療、侵襲を伴う手術を延期させていただく場合があります。院内で濃厚にインフルエンザ発症者に接触した患者さんに対しては、病院負担で抗インフルエンザ薬の予防投与をお願いしています。


その他にも、さまざまな活動に取り組んでいます。病棟スタッフを対象にした講習会で教育啓発を行ったり、病院で働くすべての教職員にインフルエンザワクチンを無償提供しているのは、その一例。毎年ほとんどの教職員がワクチンを接種して、予防に努めています。


最後に、慈恵大学病院に訪れる患者さんにお願いです。発熱や咳のある方は、すみやかに申し出てください。抵抗力の弱い方や感染症が心配な方は、外来にマスクの自動販売機を設置していますので、装着をお願いします。入院患者さんは、入院パンフレットとベッドサイドのテレビにて院内感染対策をご案内しているので、ぜひご覧ください。


そして、入院患者さんのご家族や面会の方にもお願いです。院内には抵抗力が落ちている患者さんが多いため、風邪症状がある方は原則的に面会をお断りしています。また、面会される皆さんに簡単な問診票の記載をお願いしています。お手数をおかけしますが、ご協力よろしくお願いいたします。


次回は、「ノロウイルス」対策についてお届けします。


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