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2024年04月01日 現在
私たち脳神経外科では脳そのものはもちろんのこと、脳へ血液を送る頸動脈や鎖骨下動脈といった血管病変や脊髄脊椎疾患、さらには末梢神経の病変まで神経に関連するあらゆる疾患に対して、外科的治療のみならず保存的治療を含めた患者さんの立場に立った包括的治療を行うことを大切にしております。
最新のイメージング技術を擁するハイブリッド手術室を世界に先駆け開発し、からだに優しい低侵襲手術を中心とした治療を行っております。特にくも膜下出血の原因となる未破裂脳動脈瘤や脳卒中に対するカテーテル手術では世界有数の症例数と治療実績があり、また脊髄空洞症をはじめとする難治性脊髄疾患の治療でも世界的な評価を得ております。
他にも脳腫瘍手術では術中イメージング技術の進歩により脳への侵襲を最小限に抑えた手術法の確立や内視鏡手術、国内ではまだ整備が十分でない小児脳疾患専門の母子医療センターにおける包括的なチーム医療の実現など脳神経疾患のすべての分野の専門家を有する全国でも数少ない脳神経外科講座です。
病を抱えている患者さんの不安を少しでも和らげ、そして最良の治療を提供することが我々のミッションです。
診療部長/講座担当教授 村山 雄一
脳神経外科では脳腫瘍部門、てんかんなどの機能外科部門、脳動脈瘤などの血管障害を治療する脳血管内治療部及び脳卒中センター、脊椎脊髄疾患を治療する脊椎脊髄センター、小児脳疾患を治療する小児脳神経外科部門で構成されています。未破裂脳動脈瘤をはじめとする脳血管障害に対して低侵襲な脳血管内手術を積極的に行なっています。特に未破裂脳動脈瘤に関しては過去15年間で5,000例を超える患者さんを診療しています。
くわしくは脳神経外科学講座ホームページ、脳血管内治療部ホームページ、脳卒中センターホームページをご覧ください。
術中画像診断装置を備えたハイブリッド手術室での最先端手術が行えます。手術困難な脳深部の腫瘍も神経内視鏡を使って摘出します。悪性脳腫瘍に対しては抗ガン剤治療や光線力学療法・免疫療法等の最新治療も併用します。世界有数の治療実績がある脊髄空洞症を始め、脊椎・脊髄疾患は全国から患者さんをご紹介いただいています。
対象疾患:下垂体腺腫、頭蓋咽頭腫、頭蓋底髄膜腫、鼻腔内腫瘍(頭蓋内進展症例)など
(右上)大型下垂体腺腫 内視鏡下経鼻手術前後/(右中)嗅神経芽細胞腫頭蓋内進展 内視鏡下経鼻手術前後/(右下)大腿筋膜による硬膜の縫合閉鎖
No |
専門外来枠名称 |
概要 |
外来診察日 |
主な担当医師 |
---|---|---|---|---|
1 |
頭蓋底腫瘍専門外来 |
通常の手術では摘出が困難な間脳下垂体腫瘍や頭蓋底腫瘍に対して、神経内視鏡手術のエキスパートが手術を計画し、その方法等について外来で説明いたします。 |
月曜日 |
石井 雄道 |
2 |
脊髄空洞症専門外来 |
診断や治療が困難な脊髄空洞症に関して、世界でもトップクラスの手術実績を有する医師が対応します。 |
月曜日 |
大橋 洋輝 |
3 |
てんかん専門外来 |
難治性てんかんを中心に、専任医師が手術の計画や薬物治療を実施します。 |
火曜日 |
海渡 信義 |
4 |
脊髄・脊椎疾患専門外来 |
脊髄・脊椎疾患に対する手術治療の外来です。脊髄腫瘍や脊髄血管障害などの稀な疾患にも対応します。 |
月曜日 |
大橋 洋輝 |
5 |
悪性脳腫瘍専門外来 |
脳腫瘍に対する手術を計画し、悪性脳腫瘍に対する化学療法等にも対応します。悪性神経膠腫に対しては免疫療法を行っています。 |
金曜日 |
赤崎 安晴 |
診療部長 |
村山 雄一 |
---|---|
診療副部長 |
赤崎 安晴 |
診療医長 |
海渡 信義、田中 俊英、石井 雄道、大橋 洋輝、加藤 直樹、菅 一成、渡邉 健太郎 |
診療医員 |
畑岡 峻介、川村 大地、小関 宏和、府賀 道康、長山 剛太、榎本 弘幸、佐野 透、石川 耕 平、山名 慧、中山 陽介、野上 諒 |
2023年 手術内容 | 手術件数 |
---|---|
脳血管障害 | 268件 |
(開頭手術) | 49件 |
(脳血管内治療) | 219件 |
脳腫瘍 | 124件 |
脊椎脊髄外科 | 197件 |
(脊椎脊髄疾患) | 164件 |
(キアリ奇形・脊髄空洞症) | 33件 |
機能外科 | 31件 |
外傷 | 39件 |
小児脳神経外科 | 56件 |
その他 | 20件 |
合計 | 735件 |
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