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2016年01月07日

ペインクリニックのIMS治療を希望される患者さんへ

ペインクリニックのIMS治療(トリガーポイント療法の一種)を希望される患者さんへ

最近、TVで話題となったIMS(アイ・エム・エス: Intramuscular stimulation)療法(トリガーポイント療法の一種)に関するお問い合わせやご予約をいただくことがあります。しかし、諸事情により現在当科ではIMS治療は行っておりません。大変ご迷惑をおかけして申し訳ございませんが、ご理解ご協力のほど、よろしくお願い致します。当科での治療を希望される方は、まず以下のQ&Aをお読みいただき、慢性の痛みや当科の治療方針などについて十分ご理解いただくようお願い申しあげます。

Q1.慢性の痛みの治療にはどれくらいの期間がかかるのでしょうか?

A1.何年も何十年も悩んでいた慢性の痛みが、2~3回の治療で治るはずがありません。また、治療を集中的(毎日や毎週)に行っても、効果は上がりません。3~4週間に1度の頻度で来院し、最低でも6~7回は治療を継続していただく必要があります。一方、当科へ通院するだけで疲れてしまい体調が悪くなるようでは、逆効果です。遠距離にお住みの方や、体調の思わしくない方はその点を十分ご考慮ください。

Q2.痛みで長年苦しんでいます。いろいろと相談に乗ってもらえるとありがたいのですが。

A2.厚生労働省からの研究資金の援助を受けて「NPO法人いたみ医学研究情報センター」というところが、痛みについての情報を提供していたり、一般の方々の電話相談を受け付けています。
http://www.pain-medres.info/index.html
痛み相談窓口(NPO法人 痛み医学研究情報センター)
電話(看護師対応): 0561-57-3000
受付日:月・水・木

Q3.慈恵のペインクリニックにかかりたいです。どのようにする必要がありますか。

A3.当科は完全予約制です。当日、急に受診されても、診療をお断りしております。それは、初診に長い時間(2~3時間)をかけしっかりと診察させていただくためです。
混乱を避けるため、患者さんから直接の予約は受けておりません。当科を初診するには、医師の紹介状をもらった医療機関からのFax予約またはWeb予約を通してください。
また、心臓病、肝臓病、腎臓病、高血圧、糖尿病などで治療を受けている方、精神科や心療内科を受診中の方、血液をさらさらにする薬を服用されている方は、必ず、それぞれの医療機関から紹介状をもらってきてください。痛みの治療に使用する薬剤が、心臓、肝臓、腎臓などの機能に影響したり、他の服用している薬物と相互作用を起こして副作用を起こす可能性があります。
紹介状をもらった段階で、かかりつけの医療機関(接骨院・鍼灸院を除く)から、当院へFAX予約(Web予約)を行ってください。

Q4.初診の時にはどのような検査をするのですか。

A4.患者さんのその時の全身状態を知るために、血液検査一式および心電図検査を行います。また、必要に応じて、レントゲンなどの検査も追加で行います。不要な検査を避けるためにも、紹介状は必要です。その際に、できるだけ最近の血液検査などの結果ももらってきてください。慢性の痛みの診断には、詳細な問診が一番重要ですが、問診を効率的に行うために質問票を事前にお配りするので当日までに完成させてきていただきます。それらの検査結果や質問票の結果を参考にしながら、問診を行い、さらに痛む部分を含む身体の関係する部分の診察を行います。これらの検査・診察は通常の保険診療で行います。ただし、かなりの時間がかかりますので、十分に時間の余裕を見ておいてください。

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