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整形外科

2020年10月01日 現在

部長から皆さまへ

当院の整形外科の特徴

整形外科は、全身の骨や関節、そして背骨の痛み、痺れ、そして変形に対して、リハビリテーションやお薬や注射による保存的な治療を行います。
こうした保存治療をしても症状が改善しない場合には、症状を取り除くため、そして変形を改善するために手術療法を行う科です。
新生児から高齢者までのあらゆる年齢層の整形外科疾患を扱っています。また各種の専門外来を設けて、さらにきめの細かい診療を行っています。
専門外来には膝関節、股関節、肩関節、リウマチ、手の外科、足の外科、脊椎、側彎症、腫瘍、骨特殊疾患外来などがあり、それぞれ専門の担当医師が高レベルの診療を行っています。
膝および股関節の専門チームは、変形性関節症や半月板損傷、靱帯損傷、関節唇損傷に対して、低侵襲の関節鏡による手術を行っています。
また変形性関節症に対する人工関節置換術では、膝関節は年間208例、股関節も同程度に人工関節を行っており、日本の大学病院では有数の経験と実績を誇っています。特に、両側の関節を同時に手術する技術、経験は優れており、内科的合併症があっても、90歳でも、痛み無く歩きたいとの希望があれば、他科との協力の上、チームとして治療にあたり大きな合併症も発生すること無く、日々治療にあたっています。
また、背骨に関しても高齢者特有の変形、痛み、痺れに対するブロック治療から手術治療、そして若年者の側弯症の治療も装具療法から手術療法まで行っています。
その他、足の外科、手の外科も東京のみならず全国から紹介をいただき、保存療法から手術治療までを行なっています。
当院の整形外科教授の丸毛啓史は院長として病院全体の安心・安全な医療を提供するために邁進しております。
是非、骨や関節、背骨の痛みや痺れを感じましたら整形外科を受診いただければと思います。


診療部長/教授 斎藤 充

診療内容

  • 幼少期から高齢者までの骨関節・脊椎の外傷および疾病の治療にあたる
  • 専門診療班による治療:膝関節班、股関節班、肩関節班、手肘関節班、足関節班、リウマチ班、骨代謝班、腫瘍班、スポーツ班(湘南ベルマーレチームドクター)
  • 年間手術数1,200例
  • 人工関節置換術の症例数は、大学病院の中で有数(股関節:220例、膝関節:208例)であり、90歳を超えていても内科合併症の有無にかかわらず施行
    特に両側同時の人工膝関節罹患術(手術時間約2時間15分)は自己血を貯めることなく他家輸血もなく推移
  • 膝関節の鏡視下手術、半月板治療:アマチュア選手からプロスポーツ選手まで集学的治療を行う
  • 股関節の関節鏡視下手術:変形性股関節症の初期である関節唇損傷など低侵襲手術
  • 脊椎は小切開の低侵襲手術、椎間板ヘルニアに対する内視鏡手術
  • 肩関節の鏡視下手術から人工肩関節置換術など
  • 手肘の外傷および変性疾患の手術治療


くわしくは整形外科学講座ホームページをご覧ください。

当診療科の得意分野・特色

両膝同時人工膝関節

80歳以上の内科的合併症(糖尿病、透析、心筋梗塞後、脳梗塞後など)を有する患者さんであっても、歩行する気持ちが強ければ、関連各科と連携をとり積極的に手術をおこなっています。特に、両側同時人工関節術は手術時間2時間程度であり、自分の血液も貯めることなく、また、他家輸血もすることなく年間70例の患者さんに施行しています。また、股関節に対しても両側同時人工関節を行っています。

両側同時人工膝関節置換術を施行した患者さん

幅広い脊椎の疾患に対応

脊椎疾患は幼少期の側弯症から、椎間板ヘルニア(内視鏡)、高齢者の高度の変形に対する低侵襲な手術を行っています。

脊椎の低侵襲手術

骨粗鬆症の病態解明では世界をリードする

骨の代謝にかかわる疾患の治療、研究を行っております。 講座における骨粗鬆症研究は古く、腰椎単純X線側面像を利用して骨粗鬆症の程度を判定する慈大式分類は現在でも用いられています。 また、当教室発信の「骨折リスク因子としての骨質:コラーゲンの重要性」の概念は、国内外で多くの追試をうけ、その妥当性が証明され、国内で15受賞、海外からも3つの賞を受賞しています。

身体が元気でも、足腰の痛みや変形は、健康寿命が短くなります

医学の進歩により、日本人の寿命は世界有数でありますが、足腰の痛みや衰え、変形により要介護になる高齢者が増加しています。いわゆる健康寿命と生命の寿命との解離が10年強あることが問題とされています。
これからは、「足腰しっかり、最後まで、痛くない骨・関節・背骨で楽しい人生を」合い言葉に、私共は保存療法から手術療法まで、関連各科と手を組みチームとして治療にあたります。

各専門外来・外来診療

No

専門外来枠名称

概要

外来診察日

主な担当医師

1

膝関節外来

小児・成人・高齢者の膝関節周辺の疾患・障害の診断と治療

木曜(午前・午後)

斎藤 充
黒坂 大三郎
池田 亮
窪田 大輔
百武 剛志

2

股関節外来

小児・成人・高齢者まで股関節の疾患、外傷の診断と治療

火曜(午前・午後)

藤井 英紀
羽山 哲生
松岡 竜輝
松下 洋平

3

肩関節外来

スポーツ障害肩や肩関節周辺の脱臼・骨折などの診断と治療

火曜(午前・午後)

舟﨑 裕記
加藤 壮紀
加藤 基樹

4

手外科外来

手から肘における上肢のあらゆる疾患や機能再建を 対象とした診断と治療

水曜(午前・午後)

前田 和洋
湯川 充人
永峯 佑二

6

関節リウマチ外来

関節リウマチ、関節リウマチ以外の関節炎の診断と治療

木曜(午後)

西沢 哲郎
前田 和洋

7

足の外科外来

小児・成人・高齢者までの足の疾患・外傷の診断と治療

第1・3・4・5 金曜(午前・午後)

窪田 誠
服部 英和
木村 正

8

骨特殊疾患外来

重症の原発性骨粗鬆症、続発性骨粗鬆症、骨軟化症、骨Paget病など

金曜(午後)

荒川 翔太郎

9

脊椎外来(脊椎・脊髄センター)

頚椎,胸椎,腰椎疾患,側弯症,椎間板ヘルニア,分離症,圧迫骨折

月曜(午前)

篠原 光
小林 俊介
有村 大吾
勝見 俊介

10

側弯症外来(脊椎・脊髄センター)

若年性および高齢者側弯症

土曜(午前)

篠原 光
小林 俊介
有村 大吾
勝見 俊介

診療スタッフ

診療部長

斎藤 充

診療副部長

藤井 英紀

診療医長

加藤 壮紀、西沢 哲郎、池田 亮、篠原 光、前田 和洋

診療医員

服部 英和、湯川 充人、羽山 哲生、加藤 基樹、嘉山 智大、荒川 翔太郎、磯谷 綾子、松岡 竜輝、窪田 大輔、小林 俊介、木村 正、敦賀 礼、有村 大吾、天神 彩乃、永井 聡子、百武 剛志、勝見 俊介、松下 洋平、永峯 佑二

実績

2019年度

手術数:年間 1,474件

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