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下部消化管外科

2024年06月01日 現在

部長から皆さまへ

当診療科では、大腸、小腸、肛門におけるすべての疾患において、幅広い診療をおこなっております。手術治療においては、根治性を損なわないようにしながら、安全に手術を行うことを重視しています。手術治療だけではなく内科的治療も行っており、疾患や病態にあわせて、内科などの他科と連携をとりながら、患者さんに最適な治療法を選択いたします。


診療部長/教授 衛藤 謙

診療内容

  • 下部消化管(大腸・小腸・肛門)疾患を中心とした診断と治療
  • 大腸癌および肉腫などの悪性腫瘍の診断と治療
  • 炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病など)の診断と治療
  • 虫垂炎、憩室炎などの炎症性疾患の診断と治療
  • 痔疾患を中心とした肛門疾患の診断と治療
  • 肛門機能障害や直腸脱などの診断と治療


くわしくは外科学講座ホームページをご覧ください。

下部消化管外科専門医紹介動画のご紹介

大腸がん及び下部消化管の主な病気と治療については、動画を作成しております。ご参照ください。
- 大腸がん動画

- 下部消化管の主な病気と治療

当診療科の得意分野・特色

小腸・大腸の多岐にわたる疾患に対して、患者さんの体にやさしい手術を目指し、腹腔鏡手術を積極的に取り入れています。通常の開腹手術に比べ手術創が小さいため、早期の回復・退院が可能です。当科では2000年代早期より導入を開始後、徐々に症例数も増加し、現在では大腸癌の約90%を腹腔鏡で手術しております。また、ロボット支援下手術導入にも着手しております。
現在は大腸癌のみならず、近年増加している炎症性腸疾患や、直腸脱などにも適応を拡大してきております。また、日本人の3人にひとりはかかっているといわれる痔疾患については専門外来を設置し、個々の病態に合わせて、切らずに治す「ALTA療法」をはじめとした各種治療法を行っております。

腹腔鏡手術術中写真

大腸癌腹腔鏡手術率

各専門外来・外来診療

No

専門外来枠名称

概要

外来診察日

主な担当医師

1

大腸癌・炎症性腸疾患・下部消化管(小腸・大腸)一般外来

大腸癌をはじめ、下部消化管(小腸・大腸)全般の疾患に対して対応いたします。

月~金曜日(午前・午後)

衛藤 謙
小菅 誠
大熊 誠尚
武田 泰裕
小山 能徹
高野 靖大
中野 貴文

2

肛門外来

痔疾患をはじめ、直腸脱や肛門機能障害などの肛門疾患全般を診断し、治療いたします。

毎週月曜日(午前)

羽田 丈紀
阿部 正

診療スタッフ

診療部長

衛藤 謙

診療医員

小菅 誠、大熊 誠尚、武田 泰裕、中野 貴文、 高野 靖大、小山 能徹、阿部 正、岡本 敦子

実績

下部消化管疾患全体の手術件数

下部消化管疾患の腹腔鏡手術件数

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