更新日:2025年5月29日
当院は母体・胎児集中治療管理室(MF-ICU)を含む産科病棟および新生児集中治療室(NICU)を備えた総合周産期母子医療センターです。産婦人科医師・小児科医師だけではなく、麻酔科医師をはじめとし、内科系・外科系ともにたくさんの科の医師が24時間体制で対応可能となっているため、さまざまな合併症妊娠や、胎児異常などの母体または児におけるリスクの高い妊娠に対する医療、高度な新生児医療などを提供しています。
母体胎児集中治療室(MFICU)
新生児集中治療室(NICU)
ハイリスク分娩室
通常分娩 | 約85万円+部屋代 |
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無痛分娩 | 通常分娩+15~20万円(うち、東京都の助成対象となる無痛分娩費用の金額最大10万円) |
帝王切開 | 約70万円+部屋代 |
部屋代 | 5,000~39,000円/日 ※分娩費用とは別にお部屋代がかかります。詳細は下記の「お部屋について」からご確認ください。産科病棟については、全室お部屋代がかかります。 |
分娩室
陣痛室
一般病室
お産は陣痛の痛みを耐えながら行うものと考えられてきましたが、医療の発展により「痛みを少なくする分娩」が可能になってきました。陣痛のストレスを緩和することは分娩中の体力の消耗を減らし、分娩後の体力回復が早いといわれています。
当センターでは無痛分娩を行う時は平日に計画分娩(陣痛誘発)を行っており、当院麻酔部所属の麻酔科医師が麻酔を担当します。
お産の進行状況を見ながら脊髄幹麻酔(硬膜外麻酔や脊髄くも膜下麻酔)を行います。
計画分娩を行う予定日は,妊娠の経過とともに産科医が検討いたします(キャンセル可)。
ご興味をお持ちの方は、産科麻酔外来を受診してください。外来で個別に説明・相談をいたします。
帝王切開分娩には予定帝王切開と緊急帝王切開があります。
基本的には脊髄幹麻酔(硬膜外麻酔脊髄くも膜下麻酔や硬膜外麻酔)で帝王切開は行われますが、お母さんの状態や赤ちゃんの状態により全身麻酔で行うこともあります。
妊娠の経過や前回の分娩の状況、合併症などから帝王切開分娩が選択される場合に、あらかじめ予定を組んで行います。手術の前日に入院していただきます。
急に赤ちゃんの状態が悪くなったり、分娩が進まなくなった場合など、緊急で帝王切開術が必要だと判断した時に行います。そのため緊急帝王切開の場合には十分に説明ができなく、口頭でのみ説明をして術後に同意書に記入していただく場合もあることをご了承ください。
出産について夫婦で話し合い、一緒に向き合い、どのような形でわが子を迎えるかを考えてみてください。立ち会い分娩をするかどうか、バースプランを夫婦で話し合い、お互いに納得できる出産になるよう助産師としてお手伝いをしていきたいと思っております。
ぜひお子様を迎え入れるために家族の時間を大切に立ち会い分娩に臨んでいただくよう以下の注意点を考慮し、ご協力お願いします。
パートナー以外のご家族の方は分娩室への入室をお断りさせていただいております。
2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | |
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分娩数 | 752 | 845 | 897 | 912 | 856 |
無痛分娩数 | 279 | 352 | 312 | 385 | 344 |
帝王切開数 | 284 | 357 | 393 | 365 | 366 |