2024年06月01日 現在
常勤の保育士がおり、特に乳幼児期のお子さまの日常生活援助や発達支援を行っております。
治療の手助け役として医師、看護師がかかわりますが、保育士は、子どもの発達に応じた保育内容を短期入院児から長期入院児に対して提供し、不安なく入院生活ができるようサポートしています。
病棟内には体調が許す患者さんが自由に遊べる広いプレイルームがあり、成長発達を支援できるアメニティを備え、少しでも入院生活がストレスとならないよう、病室での遊び七夕会やクリスマス会などの季節の行事を企画し家族とともに楽しめる催し物を実践しています。
プレイルーム
愛宕山の緑を望める「プレイルーム」や寝たきりのお子さまでも「空」を見られるテラスを備えています。
病棟には、院内学級室があり、学童期の長期入院のお子さまに対しては、東京都立光明学園そよかぜ分教室と提携して、訪問学級を導入しています。病状に合わせ、通信授業を行うなど、他病院に入院中の仲間と学習をすすめることもできます。
ボランティアの活動としては、団体、個人で協力をいただき年間行事の参加のほかに、病室での子どもの遊び相手、絵本の読み聞かせなどをしています。 人気のあるボランティア活動の一つに、「人と動物のふれあい活動(セラピードック)」があります。さまざまな犬種の動物との触れ合いは、子どもたちのみならず、私たちスタッフも笑顔にしてくれます。
また、「勇気のビーズ活動(ビーズオブカレッジ)」を始めました。この活動を通して、子どもたちが自分の闘病生活での治療過程の記録と、勇気とがんばりを讃えたいと思っています。