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眼科(小児診療)

2020年04月01日 現在

診療内容

当科におかかりのお子さま・ご家族の方へ

小児眼科は子どもに起こる目の病気の診療にあたっています。
子どもは生まれながらにみる力を持っているわけではありません。成長していく中で『見る力』を獲得していきます。その過程でつまずいてしまった場合、生涯にわたって大きな障害を残す可能性があります。そのため小児期の目の病気は早期発見・早期治療が重要です。しかし、小児眼科の分野は診察も診断も難しく、眼科医の中でも敬遠されがちな分野で、診療する医療機関も少なくなってきているのが現実です。
未熟児網膜症のお子さまに対する診療や診断の難しい小児期の網膜変性や遺伝性疾患の診療にも力を入れており、あらゆる眼科疾患に対して、満足度の高い最先端医療をご提供できるように、高度専門知識を持ったスタッフが日々切磋琢磨して研究・臨床を行っております。慈恵大学病院の眼科に受診いただいたご縁を大切に、各担当医師が十分ご説明、ご相談をしながら、お子さま・ご家族の満足度の高い医療提供の実現をめざしてまいります。

診療部長/教授 中野 匡

眼科(小児診療)で扱う診療内容

  • 国家資格を持つ多くの視能訓練士と経験豊かな眼科専門医が連携し、診療内容を十分にご説明したうえで、科学的根拠に基づいた医療を実践
  • 遺伝性・非遺伝性網膜変性症に対する最先端の診断、最新知見に基づいた診療
  • 色覚異常の詳細な検査に基づく診断と専門医による学校・日常生活、進路・進学、就職、遺伝などの相談
  • 斜視に対する診断・治療
  • 難治性視神経症を含む視神経・眼球運動疾患に対する国内外における最先端の診断・治療および病態解明に向けた研究
  • 未熟児網膜症の診療
  • わが国において専門とする術者が少ない眼腫瘍に対する手術

当診療科の得意分野・特色

さまざまな網膜変性症に対し最先端の心理物理学的・電気生理学的手法を用いて病態に応じた治療・生活指導

  • 主な網膜変性疾患:網膜色素変性症、コロイデレミア、Leber先天盲(先天黒内障)、先天性停在性夜盲、小口病、白点状眼底、Stargardt病(黄色斑眼底)、若年網膜分離症、白子症、網膜色素線条
  • 遺伝性・非遺伝性網膜変性症に対し、わが国の臨床施設としては最先端の心理物理学的・電気生理学的手法を用い、網膜の杆体細胞や錐体細胞の機能を分離して測定することによる正確な診断
  • 疾病(遺伝 、視機能(視力・視野)の予後、治療)に関する最新の知見を提供
  • 網膜色素変性など重篤な視覚障害者に対して、病態に応じた治療と丁寧な生活指導

国の指定難病である難治性視神経症の診断・治療および病態解明に向けた研究

  • 抗アクアポリン4抗体陽性視神経炎に代表される難治性視神経炎に対する免疫グロブリン大量静注療法(全国多施設共同治験)
  • 抗MOG抗体陽性視神経炎の抗体検査と全国実態調査(学会主導)
  • Leber 遺伝性視神経症の遺伝子解析と全国疫学調査(学会主導)
  • 非動脈炎性前部虚血性視神経症に対するウノプロストン点眼療法(当大学中心多施設共同試験)
  • 視神経鞘髄膜腫の診断と新しい定位放射線治療(IMRT)(当大学放射線科で施行)
  • 常染色体優性遺伝性視神経萎縮のOPA1遺伝子変異の検索
  • 上記疾患に対する適確な診断と早期の治療
  • 上記疾患に対する学会主導のガイドライン作成・全国疫学調査における中心的参画

斜視弱視外来

小児期の斜視は視機能の成長に悪影響を及ぼし、弱視(視力の成長が遅れてしまうこと)の原因となります。

  • 国家資格を持つ多くの視能訓練士と経験豊かな眼科専門医が連携
  • 診療内容を十分に時間をかけた丁寧な診察を行います
  • 弱視の視能矯正訓練を行い、適切な時期に斜視手術を行います
  • 斜視の手術は3泊4日の予定で行っておりますが、患者さんのご都合により変更も可能です

未熟児網膜症部門

早産児や低出生体重児は出生時に網膜血管が完成していません。生後に網膜血管が異常に増殖することにより、未熟児網膜症を発症する可能性があります。

その程度は様々ですが時に重症化し、網膜剥離により失明に至ることがあるため、当院では、専門医による眼底検査に加え、広画角眼底カメラRetCamを用いて、詳細なスクリーニングを行い、必要があれば、適切な時期に網膜光凝固(レーザー)を施行しています。

未熟児網膜症に対する網膜光凝固前後

未熟児網膜症に対する網膜光凝固前後

涙器・眼形成部門

先天鼻涙管閉塞

先天鼻涙管閉塞

① 涙道内視鏡 ② ファイバースコープ
③ 涙道内結石の例 ④ 鼻涙管閉塞の例

  • 涙道専門医によるブジー治療(局所麻酔下)
  • 最新の涙道内視鏡を用いた診断と治療の提供(全身麻酔下)

先天眼瞼下垂

先天眼瞼下垂

① 結膜切開 ② 挙筋腱膜の同定
③ 挙筋腱膜に通糸 ④ 瞼板に縫合

  • 視機能や整容面に配慮した、眼瞼専門医による診療
  • 皮膚を切開しない、低侵襲な手術法の提供

各専門外来・外来診療

No

専門外来枠名称

概要

外来診察日

主な担当医師

1

<新外来棟外来>
※外来棟にて診察となります。

近医・かかりつけ医からの専門外来宛ての紹介状(診療情報提供書)をお持ちでない方、初診患者さんの専門外来での診察はお受けしておりません。初診の方は、まず一般外来で診察いたします。ご理解とご協力をお願いいたします。

2

視覚外来

遺伝性・非遺伝性網膜変性疾患の診断、先天性色覚異常の診断・生活・進学・就職の相談

月曜日(午後)

林 孝彰
溝渕 圭
久保 朗子(不定期)

3

小児・斜視弱視外来

小児疾患、斜視弱視の診断と治療

金曜日(午後)

久保 寛之
菊池 信介(不定期)
笹野 紘之
馬場 昭典
飯田 貴絵

4

ロービジョン外来

残存視機能の評価および補装具の選定・相談

月曜日(午後)



火曜日(午後)

久保 寛之
仲泊 聡▲第1・3週
久米川 浩一 ▲第1週
大野 建治▲第1・3週
久保 寛之

5

ぶどう膜外来

ぶどう膜炎の診断と治療

月曜日(午後)

神野 英生
桐山 明子
林 怡嫻
酒井 勉▲第1・3・5週

6

網膜硝子体外来

網膜剥離、網膜硝子体疾患の診断と治療

木曜日(午後)

渡邉 朗
神前 賢一
神野 英生
小川 俊平
柳沼 厚仁(不定期)
渡邉 友之
笹野 紘之
德久 照朗
溝渕 圭

7

涙器外来

涙道疾患の診断と治療

金曜日(午後)

松田 弘道
高橋 寧子

8

眼形成外来

眼瞼疾患の診断と治療

土曜日(午後)

松田 弘道(不定期)

9

腫瘍外来

眼腫瘍の診断と治療

水曜日(午後)

敷島 敬悟
馬場 昭典

10

神経眼科外来

視神経疾患・眼球運動障害の診断と治療

水曜日(午後)

敷島 敬悟
三宅 彰
滝本 正子
飯田 和之
小笠原 幹英▲第3週
馬場 昭典
德久 照朗

診療スタッフ

診療部長

中野 匡

診療副部長

敷島 敬悟

診療医長

渡邉 朗、小川 俊平、神野 英生

  • 初診手続時間

    • 平日8時00分~11時00分
    •   11時00分~15時00分
    • 土曜8時00分~11時00分
  • 休診日

    • 日曜・祝日
    • 大学記念日(5/1、10月第2土曜)
    • 年末年始(12/29〜1/3)
  • 大代表

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